今日は冷たい雨の一日でした。
こうやって、ひと雨ごとに少しずつ
暖かくなっていくのでしょう。
寒がりの私にとっては、ぬくくなるのは
歓迎ですが、花粉症の私にとっては
花粉の飛散量が増えると思うとうんざりです。
さて、毎日朝から晩まで一生懸命にお仕事を
頑張っている私です。
そんな私の仕事的は正に多岐に渡っています。
今日は、昨年弊社が取得した「不動産業」の
研修会に参加してきました。
経営者ともなると、こういう対外的な
お仕事が多いものです。
昨年の弊社のチャレンジ(新たな取り組み)の
一つが、「不動産業の免許の獲得」でした。
もちろん無事に免許を得ることが出来て、晴れて
不動産の仲介や管理の業務が出来るようになりました。
今年はそれを活用してさらなる飛躍を目指す、
といった訳です。
さて、土地と言えばの話ですが、
今週、「6人の嘘つきな大学生」という本(小説)を
読了しました。
ミステリーという程のストーリーではないのですが、
こんな話しは、私も初めての物語だったので、
とても面白かったので、お勧めしたいと思いました。
就活するにあたって、誰もが憧れる新進気鋭の会社の、
最終選考に残った大学4年生6人。
最終選考会はグループディスカッションとなっていて、
それを隣室のモニターで選考員が観察するとのこと。
そのグループディスカッションの内容と、人格性に
よれば、全員合格も十分あり得るとの事で、
6人の大学生は、手を取り合い「みんなで一緒に
合格しようね!」と準備を重ねてきました。
すると、東日本大震災が発生し、状況が変わり、
その会社は、今度の採用枠はこの6人の中から
一人とします、
そして、グループディスカッションのテーマは、
誰がその会社に入社するのがふさわしいかを
討論・協議して決めてください、
となったのでした。
それから、どんでん返しのオンパレードなのですが、
その中の話の中で取り上げられたことに、
「月はいつも地球に同じ面を向けていて、決して
その裏側を見せる事が無い・・・」
というシーンが出てきます。考えてみたら、
地球も月も、お互いに自転・公転しているのに
同じ面しか見えないというのも不思議ですよね。
それは、人も同じで、私たちも、周りの人には
同じ一面しかみせていなくて、その人の中には
きっと、「裏の顔」が存在するのかもしれません。
裏の顔、なんて考えただけでもおぞましいですが、
誰しも持っているのかもしれません。
でもその「裏の顔」も、凶悪的・犯罪的なものでは
なくて、きっとその人の素晴らしい人間性を
表すために必要な顔なのだと、この小説を読んでみて
思ってしまいました。
うーん、この本を読んでいない人に説明するのは
難しいですね。笑
今年の本屋大賞のノミネート作品も発表されたし、
私も今からそれらを読んでいくのが楽しみです。
実は、私は子供の頃から
「将来は小説家になりたかった!」
というのが、私の裏の顔(夢)だったのです。笑