皆さまもご覧になられたかと存じます
『熱海市の土石流災害』
盛土(もりど)が流れたという意味で
自然災害ではなく
人為災害だと言う意見があります
今回の災害の原因は・・・
①盛土での開発であった事
②安全勾配が保てていなかった事
③記録的雨量であった事
などなど。。。。
多々あるかと存じますが
しとしと・・・
じめじめ・・・
かつての梅雨とはもう違います
昔も夕立ちや大雨は
梅雨時期から夏が終わるまでの
風物詩の一つでした
が
『数十年に一度の大雨』とされる
特別警報級の豪雨が近年、
ほぼ毎年、ほとんどが7月上旬に起きています
平成16年7月新潟・福島豪雨
(2004年7月12日~14日)
新潟県中越地方、福島県会津地方で
堤防の決壊による浸水
死者16人・負傷者83人
平成16年7月福井豪雨
(2004年7月17日~18日)
福井県各所で堤防決壊、浸水被害が発生。
死者・行方不明5人、
床上・床下浸水約1万4000棟。
平成18年7月豪雨
(2006年7月15日~24日)
鹿児島県、熊本県、島根県、長野県などで
7月の月間降水量平年値の
約2倍700ミリ超の記録的な大雨。
土砂災害や浸水害が発生。
死者・行方不明者30人。
平成20年8月末豪雨
(2008年8月26日~31日)
西日本から東北地方までの
広い範囲で記録的な大雨。
一時間雨量が愛知県一宮市で120ミリ、
愛知県岡崎市で146.5ミリを記録。
死者2人、床下浸水約2万棟などの被害。
平成21年7月中国・九州北部豪雨
(2009年7月19日~26日)
九州北部で、7月の月間降水量平年値の
約2倍700ミリ超の降雨。
死者36人、床上・床下浸水約1万2000棟。
平成23年7月新潟・福島豪雨
(2011年7月27日~30日)
福島県会津地方で、4日間で700ミリの降雨。
死者・行方不明者6人、
床上・床下浸水約9000棟。
平成24年7月九州北部豪雨
(2012年7月11日~14日)
熊本・阿蘇、大分県西部で局地的な豪雨。
死者・行方不明者33人、
床下浸水8409棟などの被害。
平成26年8月豪雨
(2014年7月30日~8月20日)
2つの台風と停滞前線の影響で
広範囲に記録的な大雨。
広島市で土石流や崖崩れが多発。
災害関連死も含む死者77人、
家屋の全半壊396棟などの被害。
平成27年関東・東北豪雨
(2015年9月7日~11日)
西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨。
鬼怒川の堤防決壊で家屋が流出。
死者14人、7000棟以上の家屋が全半壊
床上・床下浸水1万5000棟以上。
平成29年7月九州北部豪雨
(2017年6月30日~7月10日)
福岡県、大分県を中心に
大規模な土砂災害が発生。
死者40人、行方不明2人。
1600棟超の全半壊や床上浸水。
平成30年7月豪雨=西日本豪雨
(2018年6月28日~7月8日)
四国地方で1800ミリ、
東海地方で1200ミリを超えるなど、
7月の月降水量平年値の2~4倍となる
記録的大雨。
各地で河川の氾濫、浸水害、
土砂災害等が発生。
広島県、岡山県、愛媛県を中心に
死者224人、行方不明者8人。
住家全半壊2万1000棟超、
床上浸水8,567棟、床下浸水21913棟
令和元年九州南部大雨
(2019年6月28日~7月4日)
九州南部を中心に1,000mmを超える
記録的な大雨。
鹿児島県南さつま市で堤防が決壊、
河川の氾濫で浸水被害。
鹿児島市全域の約59万人に
避難指示(緊急)を発令。
土砂災害212か所、死者2人、負傷者5人。
令和2年7月豪雨=熊本豪雨
(2020年7月3日~7月31日)
熊本県を中心に九州・中部地方で集中豪雨。
球磨川や筑後川、飛騨川、江の川
最上川といった大河川での氾濫。
死者84人、行方不明2人、負傷者80人
全半壊9500棟超、
床上浸水1652棟、床下浸水5173棟
災害に強い家を建てる為には、
3つの要素に分けて検討しましょう。
①立地
立地とは、家が建っている場所。
その土地の地形や地盤などを意味します。
具体的には、河川が近くにあるかどうか、
周辺よりも高い(低い)かどうか、
建物を支える地盤の固さはどうか、など。。。
ハミングホームではご希望の方全員に
地盤予報を発行しております。
②構造
2つ目は建物の構造です。
主要構造部(基礎・柱・壁・屋根等)が
どのように造られているかなどを意味します。
建物の高さや形状などによっても
災害に対する強さが変わってきます。
③間取り・設備
間取り・設備は、
主に建物の内部に関するもので、
建物そのものの強度よりも、
災害後の生活に影響します。
水道、電気などのライフライン、
食料の供給が長期間止まることを想定しながら
検討していきましょう。
■ 災害対策を検討する上での3つのポイント
お亡くなりになられた方の
ご冥福をお祈り申し上げます