仕事柄、家づくりに関係する、いろんな書籍や
資料を日々取り寄せてみながら、日々情報を
収集し、勉強しております。
そんななかで、興味深い試算があったので、
今回はそれをご紹介します。
それは何と、住宅ローンの金利をゼロにする、
という裏ワザです。
例えば、2500万円の住宅ローンを、
金利 1.0%の35年返済で借りたとします。
そうすると、月々の返済金額は70,571円。
まずは、これで10年間支払い続けます。
そうすると、この最初の10年間で支払った
利息(金利)は、2,209,656円。
(余談ですが、この金額は、まぁ自動車
1台分と言ったところでしょうか。)
しかし、いま現在、住宅ローンを組んで
家を建てると、「住宅ローン控除」という
制度を利用できます。つまり、払わなければ
ならない、所得税・住民税が控除されるという
素晴らしい制度なのです。
もし、旦那様の年収が400万円だった場合、
住宅ローン控除により、10年間で約200万円もの
メリットがあります。
さらに、今であれば住まい給付金を30万円もらえるので
何と、家を建てて住宅ローンを組むと、230万円の
メリットがあるのです。
これは、先ほどの利息、220万円を上回ります!
(凄いでしょ)
ここからは、非現実的と言われるかもしれませんが、
年間に180万円、つまり、月に15万円の貯蓄を
家を建てるのと同時に始めておき、10年後に
住宅ローンの残債である、1872万円を一括して
繰り上げ返済するのです。
そうすると、2500万円で住宅ローンを組んでも
10年で支払いが終わった上に、さらに金利も
実質的に払わなかった、という、
今の超低金利時代をうまく利用した一例でした。
(今、家建てられる方は、本当に羨ましいですね!)
夫婦共働きであれば、決して不可能ではない、と
思ったので、ご紹介してみました。
もっと詳しく知りたい方は、岩下までご相談くださいね。