桜も満開に向かっていて、田んぼでは田植えも
最盛期のようです。
もともと、一番好きな花は何? と
聞かれたら「桜」と答える私ですが、
今年も車窓からの花見で終わりそうです。
新学期となり新しいステージや環境にて
新生活を始められる方も多いかと思われます。
そこでまず夢や目標を持つことは、
人間を生かす根本的な原動力です。
何かが生まれる前には、必ずそれに先立つ
“思い”が存在します。強く念じれば、
その思いは現実となる! と私は思うのです。
私は大工の棟梁の家に生まれました。
小さい頃から「後継ぎ」と言われ続けて
きましたが、中学生くらいになると
自分の職業を選べない人生に落胆した
時期がありました。
理系に向いていない自分を、それでも
理系に進まなければならない境遇を不運に
感じていました。
でも今思い返すと普通の人は、迷いながら
道を模索しているのが現実です。大切なのは、
ただ考え込むのではなく、
「まず第一歩を踏み出すこと」だと私は思います。
一時は不運な自分の人生に落胆しながらも、
「自分は岩下建設を頑張って継ぐんだ!」と
開き直って第一歩を踏み出した瞬間から、
私の人生は光が見えたという思い出があります。
今となっては大工の棟梁の長男に生まれて、
岩下建設の2代目となることが出来て本当に
良かったと日々感じています。
まだまだこれからですが、ボンクラの私でも
やれば出来るという事、チャレンジすることの
大切さなどを学ばせていただきました。
物事には後になって初めてその意味が
明らかになるということがありますが、
私の体験はまさに表の目標が真の目標に
辿りついた体験だったと言えるのです。
つまり、大切なのは、最初から完璧な目標を
持つことではなく、一歩を踏み出しながら
自分の本当の志に気づいていくことなのかも
しれませんね。
迷いながらも行動し、経験を重ねる中で、
本当に自分が求めていたものが見えてくる。
そうして初めて、自分の人生がより確かなものとなり、
真の使命へとつながっていくのではないかと
感じている、春うららの今日この頃です。