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人は何故、花見をしたがるのか?!・・・

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今日で3月も終わりですね。

今年ももう、4分の1が過ぎて

しまいました。早いですね。

 

この歳になって時の流れの速さに

驚くほど実感しております。

 

待っている時間は長く感じるものなのに

不思議なものですね。

 

不思議といえば、

今年は、宮崎では桜の開花が遅れている

気がしております。

 

宮崎より北にある東京では、もう満開の

シーズンの頃と思われます。

 

(例の影響で、花見どころではないと

思われますが…。)

 

私が(前職で)東京に居たころ、毎年恒例の会社の

花見は4月1日でした。毎年この頃が満開の

時期だったのです。

 

という理由で、お花見といえば4月1日という

習慣みたいなものが、私に沁みついていたのです。

 

それから宮崎に帰ってからも、宮崎においても

やはり4月1日ごろが、毎年桜の満開のシーズン

だったので、何か関係があるのかなぁと思っていました。

 

私の実感では、花見というイベントは関東から北の

地域の方が大イベント感が強いと感じています。

 

特に東北や北陸地方では、会社全体を休みにして

盛大に花見を開催されているところが多いと

聞きました。

 

その理由は、それまで長い期間、雪に閉ざされた

季節から解放された「喜び」という気持ちが

半端ない!だからだそうです。

 

いわゆる、雪国と呼ばれる地域では、家づくりでも

季節により制限が課せられます。

 

特に、基礎工事や建て方などは、雪が降り出す

前に完了させるという工程を組まざるを得ない

のです。

 

家を造る側からすると、本当にやりくりが

大変なことと思われます。

 

雪が解けてきてようやく、これまで待ち望んだ

やりたかった仕事が出来るという喜びは、

 

雪国で家づくりをしてきた人にしか分からない

でしょう!

 

それからすると、雪が積もることなどほとんど

無い、私たちの地域は、恵まれていると

感じてなりません。

 

この、雪の心配をすることなくなった「喜び」が、

花見を開催する気持ちを駆り立てるものだと、

東北出身の上司から何度となく聞かされたのでした。

 

当たり前のことに感謝しながら生きる!

 

この気持ちを忘れずに、一生懸命に家づくりに

向かっていきたいと思います。