相変わらずバタバタしている岩下です。
今日はゆっくりモードかと思いきや、迫り来るいろんな
お仕事に向き合っておりました。
そんな中、お得意様のＮ様からご連絡いただき、
防音工事アンドリフォームのご相談を承ってまいりました。
何と、築６０年の家のリフォームとなります。
弊社は創業４６年となりますが、それを上回る６０年とは、
創業者の私の父が、大工をめざし、宮崎市神宮の
親方の所に、住み込み修行をしていた頃の家だと思われます。
いわゆる、石の上に束柱（つかばしら）が乗っかっているという、
昔ながらの造りの家だったのですが、私がビックリしたのは、
意外と家が傷んでいなかった、ということです。
家に上がってみたら、床がたわんだり、建具が傾いたりという、
昔の家にありがちな症状が思ったほど出ていませんでした。
そして私はすぐに、なぜ、そこまで傷んでいないのかが、
（直感的に）分かりました。
それは、
「家の中が片付いていて、キレイなお家だったのです。」
おそらく８０代のおばあちゃんが一人で住んでいる家ですが、
どこも片付いていて、掃除が行き届いているお家だと
感じたのでした。
おそらく、床をはいでも、シロアリも食っていないと
私は思いました。なぜか？
それは、今朝みたいに寒い日でも、窓を開けて（網戸のまま）、
風を家の中に取り込んでおられたからです。
私は寒がりなので、なかなかそんなことはできませんが（笑）、
家はやはり、風を中に入れていると長持ちすると、
前々から聞いたことがあります。
日本家屋の特徴ですね。
昔の人は、昔から、昔ながらのやり方で、
家が長持ちする方法をとっておられるのだと、
目の当たりにして、思わず「う～ん、さすが・・」
と、うなってしまいました。