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その雨は天の恵みか悪戯か・・・!?

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宮崎県の2月と言えば「宮崎キャンプ」です。

毎年2月には多くのスポーツチームが宮崎に

やって来ます。

そんな宮崎での昔からの言い伝え(ジンクス)に

「巨人が宮崎に来ると雨が降る」というのが

あるみたいです。

まぁ、私は迷信だと思っていますがね。笑

そして昨日は節分を迎え今日は立春。

ここのところ、まとまった雨の日が続いて

おります。

日本には、雨にまつわる言葉が多いですよね。

「小雨」「にわか雨」「夕立」など、

日常的に使うものから、

「狐の嫁入り」⇒天気雨のこと

「鬼洗い」⇒大みそかに降る雨のこと

など、日本は世界的に見ても雨が多い国だから

なのか、それとも日本人が情緒豊かだからなのか、

理由は分かりませんが、そんな国に生まれた私を

運が良いと思っております。

個人的に好きな、雨が含まれた言葉では、

「止まない雨はない」というのがいいですね。

梅雨時期にはよく思い返してしまいます。

私らの住宅業界では、雨によってその日の

作業に支障をきたすこともままあります。

ですので、天気予報は割と真剣に情報収集に

務めている人が多い業界です。

先日、経営者の団体の集まりで、休憩中に

曇り空を見ながら、

「あー、雨が降らないかなー」

と呟いていた若手経営者がいました。

意表を突かれた私は、「何でですか?」

と聞いたところ、その人の会社は

「コインランドリー」の会社さんだったの

でした。笑

世の中、雨を願う会社・人もいるものですね。

さて、豆知識になるかどうかは分かりませんが、

七夕に雨が降ると、彦星と織姫はその年には

会うことができません。

また次の年の七夕までお預けになる訳です。

それを悲しんで流す涙ということで、

七夕に降る雨のことを「催涙雨(さいるいう)」と

いうそうです。

そして、その前日の六日は、彦星が織姫に

会えるのを楽しみに牛車を洗っているらしく、

六日に降る雨のことを「洗車雨(せんしゃう)」と

いうそうです。

いつか、彦星と織姫が七夕だけではなく、

いつでも会いたい時に会えるように

なるといいなぁと思いながら、

雨空を仰ぐ私でした。