昨日は東日本大震災から10年という、
節目の日でした。
おそらく、ほとんどの(物心のついた)日本人は
この日の事を忘れていない、忘れられないのでは
ないでしょうか。
10年前の宮崎も、やはり昨日のような穏やかな
天気でした。確か、金曜日だったことまで
私は覚えています。
どんなに頑丈で丈夫な家を建てても、
自然の力にはとてもかなわない、
と思い知らされる映像を観て、
家づくりに携わる私の無力さにも
気づかされた災害でした。
この10年で、復興がだいぶ進んだとみられる
地域もあるようですが、
新聞記事によると、
まだまだ4万人を超す人たちが避難所生活を
されていると聞いて、驚きました。
さらに、郡山在住の被災された人の話で、
「もう家もない。帰りたい、でも帰れない。
涙しか出ない。元々住んでいた場所なのに、
復興ということ自体がおかしい。」
という言葉に、心を打たれました。
私からは何も声かけできる言葉もありませんが、
一日も早い復興を願うばかりです。