昨夜の地震はビックリしましたが、
皆さんの所では、大丈夫だったでしょうか?
震源地の熊本県では大きな被害が出ている
ようですが、これ以上被害が大きくならないことを
願うばかりです。
家づくりを仕事をしている、私どもにとって、
自分たちが手掛けた家に被害が出ることは、
最もさけたい事の一つです。
もちろん、設計図通りに家を造ったにしても、
地盤の状況や、家の中での家具の配置などで、
家の被害の大きさというのは変わるものです。
現在の建築基準法というのは、震度7程度の
地震が起きても、家が大きな損傷を受けて
倒壊しない程度の構造基準が定められて
おります。
要するに、家が少々傾こうが、壁に大きなヒビが
入ろうが、建物がぺちゃんこになって、その中の
人の命にかかわらなければOK、という、
私から言えば、「その程度」の基準でしかありません。
もしどんな地震が来ても、ビクともしない家を
造るような基準にはなっていないのです。
でも、造る人にとっても、その家を受け取ってそこに
住む人にとっても、少しでも「強い家」を
造りたいし、造ってもらいたいものです。
ハミングホームでは、設計の段階から、少しでも
強い家ができるように、と構造的にも強度アップの検討を
進めております。それは、これまで50年近い、
お客様とのやりとの中から培われた伝統だと
思っています。
「少しでも強い家を!」
「何かあっても、最悪の事にならいような家を!」
私のこんな思いは、ハミングホームの現場の大工さん
達からも、学んだ考え方です。
これをご覧の皆さんも、できればハミングホームの
大工さんとも話されると、職人さんならではの
話が聞けると思います。
でも、うちの大工さん達は、無口な人が多いのが、
タマにキズ、ですね・・・。