ハミングホーム

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憧れの「書斎」が物置部屋にならないように・・・!?

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ハミングホームの現場に張ってある、

イメージシートには、

「私たちは今、世界で一番幸せな居場所を

つくっています・・・。」

というキャッチフレーズが書かれています。

本当にその通りだと思いますし、これを

見るたびに、大工さんや職人さんたちも

家を作る手に力が入っています、とのことです。

そんな中でも(コロナ以降)最近はお客様のご要望で

「書斎」や「ワークスペース(多目的カウンターなど)」

のご要望が多いので、その解説をしたいと思います。

実際にハミングホームで半年前にお家を建てられた

新富町のO様ご夫妻にご協力いただき、

「ワークスペース(多目的カウンター)って

作ってみてどうでした?」

というテーマでお話を伺ってきました。

最初は“書斎”か“ワークスペース”かで悩まれていたO様

でしたが、最終的にどんな選択をされて、

どう活用されているのでしょうか?


「個室の書斎が欲しいと思っていました」【ご主人の声】

(私) まずはご主人に。最初は“書斎”をご希望されていましたよね?

はい、そうなんです。
テレワークの日も増えていましたし、趣味の読書も

したかったので、「自分だけの部屋がほしい!」

というのが正直な気持ちでした(笑)

でも、打ち合わせで岩下社長に
「一度、生活の動線に合わせて“リビングの一角に

ワークスペース”も検討してみませんか?」って

提案してもらって。

たしかに、完全にこもってしまうと、子どもの様子とか

全然わからなくなっちゃうな…と気づいて。

最終的には、ダイニングの隣に“壁で少し囲んだだけのコーナー”を

造ってもらいました。


「つながりながら、集中できる」【奥様の声】

(私)実際に暮らしてみて(引っ越しして6か月)、

使い心地はいかがですか?

奥様:もう、すごくいいです(笑)
家事の合間に、ちょっとパソコンで調べものしたり、

子供が寝てからネットフリックス観たりしていますよ。
息子の学校のプリントもここにまとめてあって、

「どこ置いたっけ?」ってならないのが最高です。

ご主人:仕事も、集中したいときはヘッドホンすれば

問題なしでした。

でも、家族の声が聞こえてるほうが安心するのに

気づきました。笑

奥様:あと、私が夕飯を作ってる横で、息子が

そのスペースで宿題してることも多くて。
「わからん〜!」って声がすぐ飛んでくるんですけど、

それもなんか良くて(笑)


「書斎じゃなかったけど、ここが“自分の場所”になりました」【ご主人】

ご主人:実は最初は「狭くてもいいから、

ドア付きの部屋がほしい」

って思ってましたけど、今となっては

この“ちょうどいい距離感”がすごく居心地いいなと感じてます。

ちょっと疲れたら、コーヒーを入れてそのままソファへ。
子どもが帰ってきたら「おかえり」って声もかけられる。
たまに、僕が仕事してるのに「隣でゲームしていい?」

って息子が座ってきたり(笑)

書斎じゃないけど、自分と家族の居場所、

そんな空間になってくれた気がします。


「一緒に考えてくれて、ありがたかったです」【ご夫婦より】

奥様:最初から「こうしなきゃ!」って決めつけずに、
「どう暮らしたいか?」「どんな時間を過ごしたいか?」

って丁寧に聞いてくださったのが嬉しかったです。

ご主人:間取りって、紙の上で見ると簡単そうだけど、

暮らしてみると全然違いますもんね。
あの時、“個室の書斎”だけにこだわらずに

柔軟に考えてホントによかったです。


【最後に:私よりひとこと】

O様、ご協力ありがとうございました!

書斎にするか、ワークスペースにするか――
これは、そのご家族のライフスタイルや

将来の見通しによって“正解”が変わります。

ハミングホームでは、

「まずはお客様の話をじっくり聞くこと」

から家づくりを始めています。
それが、きっと“暮らしにちょうどいい家”に

つながっていくと信じているからです。

今回のお話が、これから家づくりを考えている方の

ヒントになればうれしいです!

これまでの家づくりの経験で私は、パントリーや、

W.I.クローゼットや今回の多目的カウンターなど、

お客様が引っ越してからの、実際の使い心地も

いくつもの「生の声」を聴いてきました。

これからも、このコーナーでお伝えしていきますね。

それではまた!