昨日の大雨では、皆さまの周りでは
被害がありませんでしたか？
弊社のお客様からは、特に家の被害の
連絡が無かったのでホッとしているところです。
そしたら今日はまた、残暑の厳しい一日
でした。
現場で家づくりに励んでくださる、大工さん
職人さん方には本当に感謝です。
さて、私たちの建築現場では、いわゆる
「工事写真」と言われる、工程写真や、工事の
状況の写真を撮ることが非常に多いです。
私が建築学科を卒業して、東京の建設会社に
現場監督(見習い)として、現場に配属された
１年目から、工事写真の担当・管理を任されて
おりました。
たまに、同期入社の現場監督と会うと、
「俺らの仕事は、（別名）カメラマン、だよなー。笑」
と話したこともありましたね。
当時はもちろん、フィルム式のカメラで、
カメラ屋さんで現像してもらうのが当たり前
でしたが、
デジタルカメラの登場で、自分のパソコンと
プリンターで現像（印刷）する時代になりました。
先日、現場用の新しいカメラを購入しようと、
家電量販店に行ったところ、デジタルカメラの
種類も、在庫も、以前の半分いや３分の１くらいに
なっていて、ビックリしました。
店員さんにも聞いたところ、今では一般の方は
「スマホ」で写真を撮るので、デジカメは売れないし
例の半導体不足の影響で、指定銘柄を注文しても
数か月待ちになっているそうです。驚
私は、こんな場面でも時代の移り変わりを目の当たり
にした次第です。
これから「チャットＧＰＴ」の普及により、あらゆる
業界・職種に影響があると言われています。
今まで必要とされていた職種の人手が要らなくなる
ので、それこそ世の中が変わっていくのだと
私も、業況の変化には常に気を付けていく所存です。
でも、でも、
（私が）古い人間からか最近では、たとえば
バイクにしても時計にしても、そして家についても
アンティークと呼ばれる物に興味を注ぐように
なってきました。
いつの日か「古民家再生」とか、どっぷりと浸かって、
やってみたいと思う自分がいます。笑
私がこの仕事を引退するころにでも・・・、
一度やってみたいですねー。
どなたさまか、私に時間とお金を投資して、
古民家再生プロジェクトをやってみませんか？
よく、魚釣りを趣味とされておられる方が、
お歳を召されてからの格言で
「（魚釣りは）鮒（フナ）に始まり、鮒に終わる」
というのを聞きます。
この建築の世界に変えていうなら、格言：
「（家づくりは）住宅に始まり、住宅に終わる」
といったところでしょうか。
それだけ、住宅は奥が深い建物だと実感しています。