年末ということで、慌ただしい日々が
ハミングホームでも続いています。
12月に入った頃は、「本当に年末が
来るのだろうか?」と思っていましたが、
今年も稼働日が残り1週間となってみると
やる事の多さにバタバタしております。
そんな中、今日から着工となりました
リフォームのK様邸に、朝から大工さんと
行ってきました。
離れの倉庫の外壁改修工事の依頼をいただいた、
昔からのお得意様宅です。
私は今日まで知りませんでしたが、昭和5年生まれの
奥様に聞いたところ、私の父が独立して間もない頃に
建てられた倉庫だそうです。
おそらく、築50年位だと思われます。なんと竣工後
50年経って、初めての外壁の張り替え工事と
なった訳です。私もビックリです。
倉庫の窓が、まだ「木製」のままで残っているところに
年季を感じましたね。
それは元より、朝、お客様宅へ行ったところ、
その奥様がお盆にお茶を載せて出て来られました。
(コロナ禍の話は別として)昔は朝一番でお客様宅に
行くとよく、お茶をいただいていたことを想い出し
ました。
(朝は特にバタバタしている時もあり)お茶を遠慮
すると、お施主様から
「朝のお茶は遠慮するもんじゃないよ。安全祈願も
入っているからね。」と言われたことがあります。
人は、バタバタしている時に限って、まさかのトラブルに
巻き込まれることがよくありますよね。
何ごとも、ガンガン進むのではなく、時には一歩
立ち止まることで、功を奏することがあると思われます。
どんなにせわしくとも、「朝の一杯のお茶を飲む心の余裕」が
あってこそ、怪我を防いだり、大事なポイントをすっぽかさない
事につながるのだと、思い返しました。
今朝は、たった1分か2分のブレイクタイムで逆に心に余裕ができ、
その後の仕事もスムーズに進んだ、
そんな気がしました。