今日はどっぷりとデスクワークの一日。
もちろん、所用であちこちはしてますが、
たまにはアポイントが無い日があると、
仕事がはかどって良いものです。（笑）
特に現在の私は、お客様宅のプランを
数件請け負っているので、そのプレッシャーは
相当なものです。
何も無いところから、一件の家を産み出さなければ
ならない、というプレッシャーを味わいたい
方は、ぜひ、住宅設計の道にお進みください。
これは、作曲家や、芥川賞作家のピースの又吉さん
などのお仕事と同じだと思います。
世間の設計士さんは、すでに建てられたプラン集の
中からアレンジする方もいらっしゃるようですが、
私の場合には、ほぼ０の状態からいつもスタート
しております。
知らない方も多いとは思いますが、いわゆる
設計専門の建築士さんは、周りの方から「先生」
と呼ばれる人が多いです。
それだけ、社会的な身分が高いというべきか、
機嫌を損ねてもらったら、自分が困るから、あえて
先生と呼んでいるかは、定かではありません。
まぁ、私みたいに、学校の成績が「下の下」だった
人が、「先生」と呼ばれると逆に、
「この人は、何か下心があるんじゃないか？」
と疑ってしまいますね・・・。（笑）
私自身、今でも人から「社長」と呼ばれると、
上記のように勘ぐってしまうときがあります。
なぜなら、私の前職の会社では、社長と会うなんて
１年に１度あるかないかの、いわゆる
雲の上の存在だったからです。
実際に、私のお仕事も社長としてのお仕事は
ほとんどなくて、普通の住宅会社の社員のように、
プランを考えたり、見積もりをしている
毎日なのです。
まぁ、当たり前といえばそうなのですがね。（笑）
要するに、私はそんなに偉くはないということなんです。
できれば私は、人から呼ばれるときは、
気軽に名前で呼ばれたいなと、
肩書で呼ばれるたびに思ってしまいます。
夏が来ると、建築士の試験を思い出します。
昔は８月の第一日曜日が学科の試験でした。
（今はどうだか知りません。知りたい方は
調べてみてくださいね）
今年受験する方は、ぜひ頑張ってくださいね。