今日から11月、新しい月が始まりました。
今年もあと2カ月となり、のこり6分の1となった訳です。
あと1か月もすると、年末とお正月の話題が多く
なることでしょうが、今の段階ではそんな気配は
微塵もありませんね。
さて昨日は、前回のブログでも書いたとおり、
S様邸の上棟でした。棟上げと言うのは現場での一大
イベントであり、何かと思いもよらない、ちっちゃなトラブルが
あったりするものですが、昨日は全てが順調に進み、
予定通り午後5時過ぎから屋根の上にて「上棟式」を
執り行いました。
地鎮祭と違い、上棟式では私が神主さん(の代わり)と
なり、屋根の上でお祓いをいたします。
すると、天から神様が降りて来られます。そして、その
神様と、屋根の上に上がっている関係者(お施主様や
親戚の方、棟梁をはじめとする大工さん達)とで、
宴会をします。
人間の世界でも、神様の世界でも一緒に食事をすると、
親近感が強まり、絆ができて、仲良くなれて、この人の
為なら一生懸命に取り組もう!という気持ちになれる
からだと私は思っています。
なので、屋根の上で、本物の焼酎を酌み交わし、
肴のお刺身などを実際に食べます。
この間の、屋根の下からのギャラリーからの
(まだかまだかという)熱い視線が、これから始まる
せんぐまきへの感情を高ぶらせます。
昨日は、事情があり、せんぐまき(餅まき)は
されませんでしたが、縁起ものの「角餅」だけは
まかせていただきました。
S様、この度はおめでとうございました。まだまだ
骨組みができたばかりですが、これから、誠心誠意を持って
一生懸命にこれからお住まいとなる家を造らせていただきます。