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築53年の家が先日の地震で・・・!?

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4日間のお盆休みも終わり、

再び、バタバタとした生活に

戻っております。

私の今年のお盆休みは、スケジュールが

しっかりと組み込んでいたので、家で

のんびり過ごすような時間もあまり

ありませんでしたね。

出来ることならあと一週間くらい休みたい

と思ったくらいでした。

私は今回の休みの日でも早朝5時半には起きて

ランニングを欠かしませんでした。

今回、毎朝ほぼ決まった時間に外に出ていると

気がつくことがありました。

それは、8月7日の「立秋」が暑さの

ピークだったという事です。

昔の人は、よくぞこの日を立秋としたのか

分かる気がしております。

立秋というのは暦の上での秋の始まり、

ですが、(私の解釈で)暑さのピークだと

いうことだと、この歳で理解しました。

日中はまだまだ暑いですが、確実に朝は

涼しくなってきております。

さて、昨日は先日の地震で被害報告のあった

お客様宅へ行ってきました。

と言っても、今から約53年前に私の父が

棟梁として担当したお家です。

被害と言っても、外壁の漆喰(しっくい)壁に

細いクラック(ひび)が入ったという

被害状況でした。

もちろん、建物の構造的には損傷は見受けられ

ませんでしたし、お客様も丈夫な家を造って

もらっていたから良かった、とのお言葉を

いただきました。

ただ、旧耐震基準で造られた家は宮崎にも

まだまだ多数建っています。

2016年に発生した熊本地震では震度7

という揺れでした。

その時は持ちこたえた家でも、その数日後に

再び発生した震度7の地震で、倒壊した

家が多くありました。

それは、阪神大震災以降の新基準の耐震で

造られた家も倒壊しており、住宅業界でも

どよめきが起こり、話題になったのを覚えて

おります。

新基準の耐震の家でも、2度目の震度7の地震には

耐えられなかったからです。

家づくりに携わる人間として、これから取り組んで

いかなければならないこと、

それは、これからは「耐震」ではなく「免震」の

家づくりを研究して建てていく事だと思います。

地震で家が倒壊しなくても、損傷が激しくて

建て替えとなっては、負担も大きいです。

でも、免震構造の家なら建て替えなくても済みます。

これからハミングホームでも、免震の家について

考えて取り組んでいこうと思っている次第です。