昨日の東京からの最終便で、宮崎に帰って
きました。
昨日はなんと日帰りでの東京出張だったのでした。
おそらく、今年最後の東京行きだったことでしょう。
今回の東京では、私にとっては珍しく、「設計」を
テーマにしたセミナー(勉強会)でした。
それも、普通の住宅の設計のセミナーではなく、
「次世代パッシブ住宅」や、「2020年省エネルギー
基準住宅」に対応するための設計セミナーだったのです。
日本は、言わずと知れた「工業先進国」ですが、
住宅の、特に高気密・高断熱に関しては、めちゃくちゃ
「後進国」と言われているようです。
例えば、窓のアルミサッシにおいては、
ドイツの国で定められた、最低基準の性能のサッシ(窓)が
日本では、サッシメーカーの最高級最高レベルのサッシに
なっています。
窓だけではなく、壁や天井に敷き詰められる「断熱材」に
おいても、その断熱材の厚さは、他の先進国の断熱性能の
基準とは程遠いのだそうです。
それが、日本でもこれから2020年をめどに、本格的に
高気密高断熱住宅が、法的に整備されることが決まって
いるのです。
もちろん、ハミングホームもいち早くその基準には
対応する予定です。
しかしながら、ここで残念なお知らせと、嬉しいお知らせが
あります。
まず残念なお知らせですが、
おそらく、この新しい省エネルギー基準の家をハミングホームで
造ろうとしたら、今の価格帯からすると、200万円から300万円
は値段がアップすると思われます。
でも、国からの法規制ですので仕方ありません。
さて、では次に嬉しいお知らせですが、
上記の、200万~300万もアップした住宅を
ハミングホームで建てた場合、
もちろん、住宅ローンの毎月の返済額はアップ
するのですが、
それだけ断熱性の高い住宅になる事により、
なんと、光熱費がグーンと減って、現在の
ハミングホームで造っている住宅での、
住宅ローン+光熱費金額より、
安くなる、という試算が出ているのです!
つまり、住宅ローンはアップするけど、
トータル的な支出額はダウンするという訳です。
でも、この新基準に対応するためには、住宅会社として
相当の企業努力は必要なわけで、
当然、大手住宅メーカーは来年あたりから続々と
対応して、大きく宣伝くるでしょう。
しかしながら、ハミングホームの良いところは、
大手住宅メーカーの造っている、同じ性能の家を
約25~30%は安く造れるということです。
なので、これをご覧になられている皆さんは、
これから住宅メーカーの、次世代省エネルギー基準に
対応、という言葉には惑わされなくても良いと
いう訳です。
ご安心を!(笑)