今日は晴れるかと思いきや、朝から雨。
明日から建て方・棟上げ予定の現場が心配です。
明日からは天気が良いのは分かっていますが、
現場の方は準備が大変だったようです。
さて今日は、来月上棟予定のM様との
棟上げ打合せでした。ハミングホームでは、
家の打合せ以外にも、棟上げ打合せと言って、
上棟式やせんぐまき(餅まき)の打合せも
きっちり時間を取って行っております。
お施主様は、棟上げの経験が無い方がほとんど
なので、こうして打合せをさせて頂いているのです。
本日のお客さまも、「意外と大変ですねぇ~」と
驚かれておりました。
それでも最近は簡素化されてきたのです。
昔は「棟上げ」と言ったら、近所の人や親せきの方々が
現場まで応援に来ていただき、屋根板を打ったりと作業の
お手伝いをしていただき、女性陣はお昼ごはんの炊き出し
などをしていただく、という、一大イベントだったのです。
さすがに今では、こんな光景は目にする事はなくなりました。
さて、先日のこととなりますが、とある新規のお客様宅に
新築工事の相談のための敷地打合せに行ってきました。
そのお宅は、2世帯住宅のお客様だったのですが、
親夫婦の奥様と、初対面でご挨拶してお話ししたところ、
奥様の方から、
「うちのこの、(元)畜舎の建物は、あなたのお父さんが、
あなたがまだ、お母さんのお腹に入っていた頃に、初めて
建築請負業をした建物なのですよ!」と聞いてビックリ
いたしました。
私は、今まで父からは、新富町のある一戸建ての住宅が
記念すべき岩下建設の第一棟目かと思っていたからです。
そして、奥様から当時のエピソードをいくつか聞かせていただいた
のでした。帰ってから父にこの事を話したところ、
「そう言えばそうだったなぁ~。」とひと言。
出来る事なら、お客様宅に行く前に知っておきたかったです。
でも、私は初対面でも、私の事を生まれる前から知っていてくださる
方がいらっしゃるのだと思い、何だか感激してしまいました。
そして、今回は、お互いが子供同士での家づくりの繋がりという、
44年前からつながる「縁」というものを感じました。